病名にとらわれないオーダーメイド医療南大阪鍼灸所
category : 東洋医学
オーダーメイド医療のはり灸治療
世の中には色々な病名の病気があります。しかし、東洋医学の立場からすると本来、病名などというものは存在しません。病名という概念そのものが現代医学の概念なのです。
たとえば、風邪をひいたときに、体がゾクゾク震えているのか、体が熱くてたまらない、などで治療法が変わってきます。ゾクゾクする場合は身柱(しんちゅう・背中にあるツボ)に10壮以上お灸をすえます。するとゾクゾクが消え、体がポカポカとしてきます。
体が熱くてたまらない時には商陽(しょうよう・人差し指の爪の生際)から瀉血(鋭利な鍼を刺し、血を数滴絞り出す)をおこないます。体の熱がスーと下がります。このように、同じ風邪という病名でも患者さんの症状や病気に対する抵抗力などによってツボの選び方や刺激方法など変わります。
このように、東洋医学は一人ひとりに対応したオーダーメイド医療です。
健康管理にはり灸治療を活用してください。
関連記事はこちら
←「ドアに指がはさまれたHちゃん5歳」前の記事へ 次の記事へ「副鼻腔炎」→