頭痛を徹底解明!南大阪鍼灸所

 category : 神経系 

あなたの頭痛を徹底解明!

繰り返す頭痛に悩まされている人は、多いものです。頭が痛む場合、その痛みが出た時の状況や痛み方、併発している症状によって、様々な原因が考えられます。まずは、自分の頭痛の種類を知り頭痛を解消する暮らし方を工夫しましょう。

様々な原因で起こる頭痛ですが、日常生活で繰り返し起こる慢性頭痛は「緊張型頭痛」と「片頭痛」です。

なぜ頭痛は起こるのか?

  • ①頭蓋骨の外にある血管が拡張する。
  • ②肩や背中の緊張が続くことで血流の停滞が起こる。
  • ③頭蓋骨内部の血管の病気、発熱、高血圧、酸素欠乏などによる頭蓋骨内部の血管に異変が起こる。
  • ④「脳内出血」や「脳腫瘍」などで、脳の中に不用なものが増え、脳内の圧力が高まり、血管や神経が引っ張られる。

緊張型頭痛

もっとも多いタイプで、慢性頭痛の3分の2を占めます。精神的・身体的ストレスを継続的に受けることによって、首筋や肩の筋肉が、緊張し、その部分の血行が悪くなっておこる頭痛です。精神的な不調の二次的症状として起こる場合も、少なくありません。首のこりと後頭部の鈍痛から起こることが多いのです。

片頭痛

何らかのきっかけで脳内の神経から痛みを感じる物質が放出され、その刺激によって血管の拡張と炎症が起こり、頭痛をまねくと考えられています。名前のとおり、頭の右側か左側がズキンズキンと痛みます。しかし、両側が痛むこともあります。

危険な頭痛

「急に始まる頭痛」「次第に悪化する頭痛」「今までに経験したことの無い痛みを伴う頭痛」は脳卒中や脳腫瘍などの危篤な病気の可能性もあるので注意が必要です。すぐに病院で検査をしましょう。

生活スタイルを変えて予防

「緊張性頭痛」も「片頭痛」も、ともにその発症にはストレスが関わっています。いずれにしても、ストレスコントロールが重要になります。自分なりにリラックス方法を実践して、ストレスをため込まないようにしましょう。

緊張性頭痛の場合

長時間同じ姿勢でいること(身体的ストレス)、気分転換をさせずに何かを継続的に続けること(精神的ストレス)を避けましょう。体を動かして、ちょっとした気分転換をすることが予防になります。目の酷使も頭痛を招く原因となりますので、時々遠くを見るなどしてリラックスを心がけてください。頭痛が起きたら、首筋や肩に温かいタオルを当てるなどして、血行をよくしましょう。

片頭痛の場合

「片頭痛」が起こったときに、いつもそれを誘発する要因がないかを注意し、できればそれらの要因を回避して予防に努めましょう。また、頭痛が起きたら安静にし、こめかみを冷やすようにしましょう。

東洋医学的診方

現代医学と同じように、「血行の悪化」や「精神的ストレス」が原因であると考えられています。

東洋医学の世界では、「血」や「精神」をコントロールしている臓は「肝」であると考えられています。「肝」は体のすみずみまで栄養が行き届くように「血」を循環させています。また、精神状態を穏やかに保つ役割を持ちます。

東洋医学では、体の臓には季節が深く関係しています。肝は「春」の臓で、草木がのびのびと生えるように働けば良いのですが、時として、うまく働かない場合もあります。なぜなら、現代人の私たちは冷暖房を使い、旬のものを食べず、季節に関係なく生活していますので、それぞれの臓が季節についていけないからです。

また、春は入学・入社など人生の転機になる時期でもありますので、肝の働きが弱くなるため、春は頭痛の患者さんが多くみられます。

ツボ療法で元気になろう!

*「片頭痛」の場合

足臨泣(りんきゅう)

場所・・・足の甲の薬指と小指の骨が出会うところ

効能・・・頭痛・生理痛腰痛などに

*「緊張性頭痛」の場合

至陰(しいん)

場所・・・足の小指の外側にある

効能・・・頭痛・肩こり・逆子に

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