便秘の解消法南大阪鍼灸所

 category : 消化器 

便秘を解消しませんか?

便秘に悩んでいる人は、年々多くなってきています。これは、日本人の食事の欧米化が影響しているといわれています。それに加えて、運動不足・ストレスなど私たちを取り巻いている様々な環境が要因となって引き起こっています。

便秘になると、お腹が張ったり痛んだりするだけでなく他に色々な症状が出てきます。便秘を改善して毎日元気にスタートしませんか?

毎日排便が無くても便秘とはいえない

便秘の定義としては「自然の排便のメカニズムが何らかの原因で乱れて、便が長時間腸内にとどまるため、便の水分が必要以上に吸収されて固くなるため排便しにくい、もしくは排便されなくて不快に感じる状態」を言います。ではどのくらいの期間に排便が無ければ便秘なのでしょうか?

毎日排便が無く、2~3日に1回でも規則的に排便がスムーズに行われ、その後にすっきりとした「満足感」があれば便秘とは言いません。

もちろん1日一回排便があるのは理想的ですが、それぞれの体質には個人差がありますので「毎日排便」には神経質にこだわる必要はありません。

例え毎日排便があっても排便後にすっきりとした感じが無ければ、正常な排便とはいえませんのでやはり便秘と考えてください。

便秘なぜ起こる?便秘の原因とは・・・

①便意を見逃す

便意を感じたら、私達の体は排泄に向って動き出します。ですが、トイレに行く時間がなかったり我慢していると、排便のリズムが乱れて、便が腸にたまっても「便意」を感じにくくなります。これを繰り返していると「便意」そのものをまったく感じなくなってしまうのです。

また「朝食を抜く」ことも原因の一つです。いつも朝食を抜いていると、腸の活動が不十分で、便意が起きなくなってしまいます。

②食物繊維の不足

食物繊維とは食べ物に含まれている「消化されない部分」の事で栄養的には何の価値もありません。しかし、腸内における食物繊維の役割は重要です。腸内の老廃物や水分を吸収して、便として体の外へ運び出しています。

食物繊維が多ければ便は適度な量と柔らかさを保ち、便が直腸に送り出された際、腸壁を刺激して便意を促すことが出来ます。

③水分の不足

水分のとる量が少ないと便秘の原因となります。大腸では食べ物からおもに水分が吸収され、便となります。もともと水分が少ない上に、さらに吸収されますので便は固くなり排便されにくくなります。ただ、水分だけを多くとっても吸収されますので、必要なやわらかさを保つ為には食物繊維をとらなければなりません。食物繊維は水分を吸収して膨張して、便と一緒に排出されるからです。

④精神的なストレスなど

大腸の運動は自律神経によって行なわれています。自律神経は人間の感情や行動と密接に関係しているので、精神的ストレスや緊張が生じると、大腸の本来のリズムが乱される事があります。

緊張した時に下痢になったり、急にトイレに行きたくなったりするのはこの為です。

便秘を解消しましょう

①食生活を見直しましょう

やはり便秘には食生活を整える事が大切です。それには、朝食をぬいたり、不規則な時間に食事をする習慣を改めることです。食物繊維の豊富な食べ物をとり、バランスよく食べましょう。さらに、朝起きた時にすぐに水や牛乳を飲むと効果的です。

②生活の中で体を動かしましょう

食生活を整えるとともに、体を動かしましょう。特に腹筋を鍛えることが大切です。

③朝はトイレに行く習慣を

朝食を食べて「便意」を感じたら必ずトイレに行きましょう。この時に行きそびれると、「便意」を感じなくなり、腸に便が溜まってしまいます。腸に便がどんどん溜まってしまうと、直腸にある神経の働きが鈍くなり、「便意」を感じなくなってしまいます。

また「便意」を感じなくても、朝にトイレに座る習慣をつけるために、5分ほど座ってください。

便秘に神経質になっていませんか?

慢性便秘の人の中には、毎日排便しないと「体のために良くない」とか「気持ち悪い」など、排便することに神経質になっている人が多いようです。毎日排便が無くても、それだけでは便秘とはいえません。問題なのは「毎日排便しなくてはならない」と神経質に考えているあなたの方です。長期間にわたる慢性便秘は治るのにそれと同じ日数がかかると思って、気長にあせらず治していきましょう。

水分を十分に摂る・食物繊維を摂る・運動する・トイレに必ず行くなどをおこなって、少しずつ改善していきましょう。

つぼ療法で元気になろう

中脘(ちゅうかん)

場所・・・みぞおちとへその中間にとる

効果・・・便秘・その他の胃腸疾患に

天枢(てんすう)

場所・・・へそから外側へ指3本分

効果・・・大腸疾患・また腎臓疾患にも

大腸兪(だいちょうゆ)

場所・・・腰骨の高さで、脊柱から指2本分横

効果・・・大腸疾患・腰痛・皮膚疾患に

診療時間

南大阪鍼灸所の治療費

南大阪鍼灸所の周辺地図

在宅ケア・往診エリア

Copyright(c) 2011 南大阪鍼灸所 All Rights Reserved.