便秘の対策法南大阪鍼灸所

 category : 消化器 

便秘の対策法について

日常の生活で困る症状の一つとして「便秘」があります。東洋医学でも快眠快食快便が健康の基本として重要視されており、病気の治療を行う際には便通について尋ねます。生活の質を上げるためにも便秘の対策法について知っておきましょう。

便秘とは

人間の体は食事を食べてエネルギーに変え、必要のないものを便として排泄します。この排便のリズムには個人差があり、1日1回朝に排便があるのが理想ですが、2~3日に1回でもスムーズな排便があり、特に不快に感じることが無ければ問題にはなりません。ただ、3日以上排便が無い状態が何度も続いたり、毎日排便があっても不快感がある場合には便秘を疑うことになります。

便秘の原因は大腸の働きに関係しています。大腸がきちんと動いていると大腸内の便がその動きに押されて移動しますが、大腸の動きが強すぎても弱すぎても便はスムーズに移動できなくなり、長時間大腸の中にとどまってしまいます。そうすると便の水分が吸収されて硬くなってしまい、腹痛や膨満感、排泄しづらいという症状が出てきてしまいます。

このような大腸の動きに異常が生じたり、排便のリズムが崩れるのは生活習慣がかかわっています。便秘を改善するには生活習慣を見直していきましょう。

生活習慣を見直そう

  • 食事の改善

食事ではまずきちんと朝食を食べるようにしましょう。朝食を食べることで大腸が動き始め、排便のリズムが整ってきます。食べ物で気を付けるのは食物繊維・緑黄色野菜・乳酸菌をとることです。食物繊維をとることで大きな便を作り、緑黄色野菜に含まれるマグネシウムによって便が硬くなるのを防ぎ、排便しやすくなります。また乳酸菌をとることで大腸のなかを弱酸性にして大腸が働きやすい環境を作れます。

  • トイレ時間は短めに

トイレに入ったら便を出すことに集中しましょう。あまり長い時間かけて出そうとするのは逆効果です。5分間集中しても出ない場合は諦めてトイレから出るようにしましょう。

  • 運動をする

便秘で悩む人の多くは運動不足のことが多いです。運動と言ってもハードなスポーツは必要ではなく、適度に歩くように心がけるだけでいいでしょう。

  • 質の良い睡眠

大腸がよく動くのは夜間の睡眠中です。そのため、便秘を改善するには夜にぐっすりと眠ることが重要になります。

質の良い眠りは長さだけでなく深さも大切です。朝起きてすっきりした感覚が無い場合は質のいい睡眠とは言えません。

鍼灸治療

鍼灸治療でも便秘があれば積極的に治療していきます。基本となるのはお腹への鍼や灸です。お腹に鍼などをした後にグルグルと腸が動き始めることが多々あります。また、お腹以外にも手や足にあるツボで大腸に働きかけるものもあるため、それらのツボも使用していきます。そのほかにも腰のツボなども便通に対していい効果があります。

また、便通をよくするためにほかの症状にも着目して治療していきます。胃の不調や睡眠不足などがあればそれらに合うツボも合わせて使用していきます。また、便秘にはストレスも関係しています。その場合にはストレスを和らげるようなリラックスできるツボなども使っていきます。

ツボ療法で元気になろう!

【関元・かんげん】

場所…おへその下3センチのとこ ろ

効能…便秘・冷え性など

関元2

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