自転車事故の一例南大阪鍼灸所

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自転車事故

先日Aさん(50代・男性)が、転んだといって来院されました。お話を伺ってみると、朝の通勤の時に自転車に乗っており、曲がり角で他の自転車を避け転倒してしまったそうです。幸いにもお互いに怪我がなく、そのまま仕事に行かれたそうです。

翌日になると

転んだ日は体にも異常はなく元気だったそうですが、翌日になると腕の辺りが痛くなってきたそうです。

自転車で転んだ際に手をついたのですが、その時本人も意識せず、ものすごい力が出たのでしょう。腕を触るとパンパンに緊張していました。他にも体を触りながら確認していくと、首や肩、腰のほうまで緊張し硬くなっていました。

しかし、ご本人に尋ねても特に痛くないと言います。事故などで転倒した後などは、身体も頭も興奮状態になっており本当に痛いところは分からないものです。事故の時は身体を守るため無意識に普段の何倍もの力が出て、身体に負担がかかってしまいます。そのために全身が緊張し硬くなっており、数日して興奮が落ち着いてくると痛みが出てくることがあると説明し、全身に対して痛みが出にくいように治療しておきました。

使用したツボは「肩井(けんせい)」「天柱(てんちゅう)」「手三里(てさんり)」「腎兪(じんゆ)」などです。

その後

3日後に来院された時に、その後の調子を聞きました。やはり首や肩、腰にも痛みが出てきたそうです。しかし予想していたよりも痛みは強くなかったようです。その後も新しく出てくる症状に対して治療をすることでAさんはすっかりよくなりました。

このように自転車の事故に限らず、どのような事故でも後から様々な症状が出てくるものです。事故が起きた場合にはお互いの連絡先などはしっかり確認しておきましょう。また鍼灸治療は早くするほど効果が高いです。自賠責での治療も可能なので、事故があればすぐにご相談ください。

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