在宅ケアの実例南大阪鍼灸所
在宅治療の風景
転倒してから寝たきりに!
Hさん(80代女性・住之江区在住)は、以前から健康管理のため南大阪鍼灸所に通院していた患者さんでした。
しかし、3ヶ月ほど来院されていないので心配になりご自宅に電話をすることにしました。
するとご主人が電話に出られ「実は3か月前に玄関先でこけてから、ほとんど寝たきりの状態なんです。どないかなりませんか?」と訴えられました。
私はご自宅でも(健康保険取り扱いで)往診治療が出来ることを伝え、Hさん宅に向かいました。
布団の上でやせ細ったHさん
Hさんに話を聞くと、3か月前に転倒し腰を強く打ち、病院で検査の結果、骨に異常は無かったために自宅療養となったとの事でした。
3ヶ月間痛みのため布団の上で寝たきりとなり、食欲も落ち、便秘、下痢を繰り返し、身体はやせ細っていました。
床ずれ発見!皮ふ科依頼!!
食欲、便通改善のため上向きでお腹(中脘、太巨)と手足(曲池、足三里)に鍼とお灸をしました。
今度は横向きになって腰の治療をしようとしたとき、腰の骨の上と大腿骨の骨の上に大きな床ずれがありました。
ご主人に伝え、皮ふ科の(訪問)治療を依頼しました。
近所に住んでいる息子さんにも連絡し、状況を説明しました。
週2回の訪問治療を継続し、現在は床ずれも良くなり、腰痛も緩和され近所を散歩するめでに回復しました。
ご自宅でも鍼灸治療が受けられます。
お気軽にお問い合わせください。