膀胱炎南大阪鍼灸所

 category : 生殖泌尿器疾患 

「尿のトラブルありませんか?」

排尿時の痛みや、残尿感、皆さんは経験されたことはありませんか?特に10代~40代の女性の皆さん!「膀胱炎」の可能性があります!「膀胱炎」は女性なら生涯に一度はかかるといわれるほどポピュラーな病気です。比較的治りやすい病気ではありますが、再発も多いため要注意です!

「膀胱炎とは?」

尿道から膀胱に大腸菌などの細菌が入って増殖し、膀胱の粘膜が炎症を起こす病気です。風邪を引くと、喉が炎症を起こして真っ赤になりますが、これと同じことが膀胱内で起きていると考えると良いでしょう。

女性に圧倒的に多く見られるのは、男性と女性との身体の構造の違いが関係しています。

「主な症状」

▼排尿時痛

排尿時に下腹部が引きつるような痛みがあります。特に、排尿の終わりに激痛があるのが特徴です。

頻尿

トイレに行く回数は増えますが、1回の排尿量はわずかです。

▼残尿感

排尿後も、まだ全部出し切れていないような、スッキリしない感じがします。

▼血尿

進行すると現れる症状です。尿が赤やピンク色に見えたり、トイレットペーパーに血がついたりします。

この他、膀胱内に繁殖した細菌を除去する為に増えた白血球や、炎症を起こした粘膜の分泌物などが尿中に排出されて、尿が濁って見えることもあります。

膀胱炎は放っておくと、細菌が「尿管」を通って腎臓に達し、「急性腎盂腎炎」を起こすこともあります。この場合、腰痛や高熱が起こり、多くは入院が必要になります。思い当たる症状があれば、一度、泌尿器科を受診するようにしましょう。

「治療法」

抗菌薬の内服治療が主な治療法ですが、抗菌薬を服用すると2~3日で症状は治まりますが、それで内服を中止してしまうとすぐ再発し、それを繰り返すと「慢性膀胱炎」に移行しやすくなるので、少なくとも7日間の服用が必要です。

他にも、過去に骨盤内の手術を受けた人、または、「クラミジア」や、「淋病」などの性感染症にかかっている人も再発しやすくなります。

膀胱炎は、多くの場合、治療によって症状は改善されます。そのため、医師に指示されていても、再受診しない人が少なくありませんが、必ず再受診することが大切です。受診時には、尿検査を行い、白血球や細菌がいないかどうかを調べます。そこで、白血球や細菌が発見されなければ、治療は終了します。

「日常生活での注意点」

膀胱炎は日常生活の習慣が原因で起こることが多いので、そうした習慣を見直すことが、再発防止につながります。

また、体力や免疫力が低下すると細菌感染を起こしやすくなるので、栄養・睡眠を十分にとり、体調管理に努めることも大切です。

鍼灸治療の効果

東洋医学では、「湿熱」が膀胱に入り膀胱炎を起こすと考えます。停滞した「湿(身体に不必要な水分)」と体内に生じた熱により、「湿熱」を生じ、膀胱の水路を障害して膀胱炎を起こすと考えています。そのため治療では、「湿」および「熱」の発生の原因を調べ、これらを取り除くことが治療の基本となります。

また、慢性膀胱炎は「気虚(元気・抵抗力の不足)」も大きく関係してきます。

「ツボ療法で元気になろう!」

【関元・かんげん】

場所…お腹の正中線上で、お臍から指3本分下。

効能…下腹部痛・月経痛・腰痛・頻尿など。

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