スキンケア南大阪鍼灸所

 category : 皮膚科疾患 

皮膚は体のパロメーター

皮膚は人間最大の臓器です。また、病気や加齢による変化が現れやすい部分です。そのため「内臓の窓」とも呼ばれています。

皮膚は体を守るバリケード

皮膚は身体全体の表面を覆い、身体の大切な組織を守っています。外部からの刺激や有害な物質から身体を守る働きがあります。ですから、皮膚を健康に保つことは大切なことといえます。

「スキンケア」は女性だけのものではない

スキンケアというと、顔の皮膚を対象としたものや、女性がする化粧のことを想像していませんか?

スキンケアはそれだけにとどまりません。例えば、湿疹に薬を塗ることもスキンケアの一部です。

スキンケアの基本

①皮膚の乾燥を防ぐ

皮膚の乾燥は小じわやかゆみの原因になります。とくに湿度が低くなる冬は加湿器を使ったり、保湿成分の入ったものを塗りましょう。

②紫外線

紫外線は、シミやシワの原因になります。真皮(皮膚の内部)まで障害を与える紫外線は、夏以降、秋や冬にも多いので、日焼け止めなどで紫外線に当たらないようにします。

③皮膚の清潔を保つ

ほこりや化粧はそのままにしていると、皮膚への刺激になりますので、取り除きます。古い角質が表面に残っていると、新陳代謝がうまく行われなくなり、くすみやシミの原因になります。

あなたの肌のタイプは?

皮膚のタイプは人によって違います。皮膚に含まれる水分量や皮脂量によって異なります。皮膚のタイプを見分けるには、洗顔後にどのくらいでもとの状態に戻るかが、一つの目安になります。

乾燥肌

洗顔後にかさつきが続く人がこのタイプです。カサカサして小じわができやすいタイプです。保湿薬やクリームで感想を防ぎましょう。

●オイリー肌

洗顔後、15~20分で元の状態に戻るタイプ。脂分が多いので湿疹やニキビになりやすいタイプです。きちんと腺がんするようにしましょう。

●混合肌

脂分が多い部分と乾燥している部分が混在しているタイプです。例えば、ニキビがあるのにほかの部位は乾燥しているような肌がこのタイプです。洗顔後は乾燥している部分に保湿するとよいでしょう。

東洋医学的診方

東洋医学では患者さんの顔色をみることを大切にしています。顔色・皮膚の光沢などをみることを「望診」といいます。

皮膚はとくに肺と腎に関係している考えられています。東洋医学では肺は皮膚表面の汗を調節して水分の調節して、皮膚を潤しています。また、腎は体内の水分を排泄しています。腎は生物の「元気の源」であると考えられているので、腎がうまく働いていないと生物のすべての部分に悪影響を与えるとされています。ちなみに老化は「腎虚」の状態になることで、年齢とともに「元気の源」が少なくなるために起こります。

鍼灸治療ではこの2つの臓を活性化するツボを使うとともに、血行を良くすることで、顔色がよくなり、皮膚の新陳代謝を高めることができます。

ツボ療法で元気になろう!

押さえてジーンと響くところにとります。

ツボ刺激でツルツルお肌になりましょう。

腎兪(じんゆ)

場所…おへその真後ろで、とがった背骨のすぐ下のへこみを探します。そこから左右に指2本分離れたところ。

効果…肌に潤いを与える・老化防止

血海(けっかい)

場所…内膝から指3本分上で、内太ももにとる。

効果…血行改善・ホルモン分泌促進

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