施術方法南大阪鍼灸所
鍼灸治療とは
人は生れ落ちてから、肉体的に、精神的にさまざまなストレスを受け続けて、本来あるべきところからかけ離れた歪んだ状況に追い込まれた結果、病気になってしまいます。
鍼灸治療では、この歪みを取り去り、本来の位置に戻ろうとする、つまり、生体が本来持っている恒常性を保つという生体活動を助長させることを目的とします。歪みとは、具体的にいうと痛み、こり、むくみ、冷え、しびれ、やつれなどです。これらを細かな問診、触診によって探し出し、一つ一つ是正していくことで、自然治癒力を十分に発揮できる状態を作り出すというのが鍼灸の考え方です。
身体の歪みが是正されると、主訴の改善だけでなく、あまり問題にしていなかった些細な症状までもが改善され、身体全体の調子が良くなっていきます。このように体調をよくしておくことは、病気の予防にもなります。
そのため南大阪鍼灸所では、腹診・脈診を行い、身体全体の状態を把握し、全身に刺激を与えることによって、バランスを整えてＱＯＬ（生活の質）を高めていきます。また、通院することが困難な患者さんに対しては在宅ケアを積極的に行っています。
安全・安心をモットーに！
南大阪鍼灸所は安全・安心をモットーに日々の診療を行っています。そのため南大阪鍼灸所は所長をはじめ、スタッフ全員がはり師・きゅう師の国家資格を取得しています。
また、使用する鍼はすべて使い捨ての鍼（ディスポーザブル鍼）を使用し、感染を予防しています。さらに使用済みの鍼は、医療廃棄物として、専門の業者と契約を交わし、処理しています。
他にもシャーレや鍼管などの道具は、超音波を当て、オートクレーブ（高圧蒸気滅菌器）にかけ保存し、治療前には必ず手指の洗浄・消毒を行い感染を防いでいます。
写真で分かる鍼灸治療
南大阪鍼灸所で使用している鍼・灸の道具を写真を使い、説明しています。
-
-
実際に鍼を使用しているところです。
鍼は髪の毛よりも細いためほとんど痛みを感じません。
また全て使い捨ての鍼を使用しています。
-
-
灸頭鍼をしている写真です。
体に刺した鍼の頭にもぐさをつけ、温めていきます。
もぐさが皮膚から離れているため火傷跡が残ることもありません。
-
-
ゆきひらの上に灸頭鍼で使用するもぐさをのせています。
初めて見る方は「お団子みたい」とおっしゃいます。
-
-
お灸を点火した写真です。
もぐさの実際の大きさは米粒の半分ほどですので、それほど熱さを感じません。
また灸点紙を使用することで、お灸の痕が残らないようにすることも可能です。
-
-
MT温灸器の写真です。
右手に写っている線香に火をつけ、温灸器の中にいれて使用します。
じんわりと感じる温かさと指圧効果により、体がリラックスしほぐれてきます。
-
-
低周波機器です。
体に刺した鍼にプラグを取り付け、通電していきます。
-
-
当院のベッドサイドです。
ベッドは足の悪い方でも楽に横になれるよう、昇降式のものを使用しています。
-
-
待合室の写真です。
三人掛けのソファーでくつろぐことができます。
-
-
待合室の写真です。
ソファーに座るとこのように見えます。
-
-
玄関を入って左手にスリッパが用意されてあります。
患者さんにスリッパをはいていただくことにより院所内が清潔に保たれています。
-
-
使い捨ての鍼（ディスポーサブル鍼）の写真です。
一本一本が滅菌されたパックに入っており、毎回治療ごとに新しい鍼を使うことで感染を防いでいます。
-
-
オートクレーブ（高圧蒸気滅菌器）の写真です。
一度使用したシャーレや鍼管などの道具は、毎日オートクレーブによって滅菌しています。
-
-
紫外線保存器です。
オートクレーブによって滅菌した道具は、ここに入れて保管しています。
-
-
医療廃棄物の処理容器です。
使い捨ての鍼（ディスポーサブル鍼）はこの処理容器に入れて保管し、廃棄物処理業者に処理を依頼しています。
