胃の気とは南大阪鍼灸所
category : 東洋医学
胃の気は元気の別名なり
南大阪鍼灸所では来院されるほとんどの人に、お腹を診て、さらにお腹のツボにはり灸をします。それは、とても大切な理由があるからです。
貝原益軒の養生訓に「胃の気は元気の別名なり」というくだりがあります。これは、脾胃(食物の消化吸収を行っている臓腑)の働きが良くなれば元気で暮らせるという意味です。私たちの身体の各器官は互いに関わり合い機能しています。とりわけ脾胃のお世話になっている器官が多く、全身の機能に影響を与えています。したがって脾胃の働きが弱ければ身体は疲れやすく病気になりやすくなり、丈夫だと体力・スタミナがつき元気になるというわけです。
脾胃の働きを高める代表的なツボは中脘(ちゅうかん・お臍とみぞおちの真中)・関元(かんげん・お臍から指4本分下)
週に一、二回の鍼灸治療により脾胃の働きが高まります。健康管理に副作用のない鍼灸治療を!
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