ダイエット南大阪鍼灸所
「理想のダイエットとは・・・?」
今、空前のダイエットブームです。
健康的にやせましょう。
「ダイエット方法と目的」
食事制限と運動が基本になります。
体重コントロールは重要ですが、むしろ体重を減らすことより、健康になることが最終目標です。
根本を忘れないように・・・
《食事制限》
いきなり、カロリー計算をするのは難しいものです。代わりに、毎日の食事を記録して「食事日記」を作ります。客観的に自分の食事を見つめ直すことで、改善すべき点がわかります。
・朝食を抜いていないか?
食事を抜くと、体がエネルギーを貯めようとし、脂肪を合成しやすくなり、かえって太りやすく、頭も働きません。
・単品ばかりとっていないか?
丼物などは野菜がとりにくく、栄養が偏りがちです。小皿が並ぶ定食が理想的です。
・果物を野菜代わりにしてないか?
果物はビタミンCが豊富ですが、糖分も多いので、注意が必要です。
・間食をし過ぎていないか?
チェックしてみると、意外に多くとっているのではないでしょうか?
特に缶コーヒーは手軽で飲みやすいのですが、糖分が非常に多いので、取り過ぎないようにしましょう。
(缶コーヒー1本分/約200g中に、約30~40gの糖分が含まれています。約2割が糖分ということになりますね!)
・いつも同じ店で外食してないか?
外食はいつも同じ傾向のものを頼みがちです。店のタイプ(和・洋・中など)をチェックすることで偏りがなくなります。
また、天ぷらやフライ、マヨネーズやドレッシング、炒め物などの「見えない油」を案外多くとっていることがわかります。
お勧めできないダイエット
「りんご」「こんにゃく」「ヨーグルト」など、ひとつの食品を食べる方法は栄養が偏るため、お薦めできません。
下剤や利尿剤などの医薬品を使ったダイエットは、体内に必要な水分を無理やり排出して、体重を減らしているだけなので危険です。絶対にやらないで下さい。
《運動》
健康的なダイエットに欠かせないのが運動です。運動は時間をかけなくても、少しずつ実行すれば必ず効果はあります。また、運動の際には、自分に適した強さで、体を動かすことが長続きさせるコツです。
ある程度体力に自信のある人なら、無理のない範囲で、あまり運動する習慣のなかった人は、ごくごく軽い運動(散歩など)からスタートしましょう。
「まとめ」
一番大切なのは、自分に合った方法を見つけることです。我慢をしてつらく感じるのであれば、長続きしません。
自分の生活の中で、無理なく自然に食事のエネルギーを抑え、運動を適度に行えれば、理想的です。
「鍼灸治療の効果」
太ってしまう人を、東洋医学では、「肥満症」タイプ(陽実症)と「水太り」タイプ(陰虚症)に分けられます。
「肥満症」タイプの人は、胃腸が丈夫なため、食べ過ぎや偏食が原因になることが多いのです。上記の方法で、ダイエットを行いましょう。
また、「水太り」タイプは、元々やせ型で胃腸の弱い人が、食べ物をうまくエネルギーに変えられなくなったため、体内に蓄積されやすくなることが原因です。
体を温める食品(スープなど)や刺激性の食品(生姜、ニンニクなど)を適量食べて、新陳代謝を高めるようにしましょう。
また、食間は十分に胃腸を休め、食事の時間は集中し、胃腸の働きを高めるようにに努力しましょう。
「つぼ療法で元気になろう!」
〈衝陽・しょうよう〉
一日数回、指圧して下さい。
場所…足の第2指と第3指の間を触っていき、指が止まる所に取ります。
効能…胃腸の働きを整える。「肥満症」タイプの人に効果的です。
〈神闕・しんけつ〉
お灸などで温めて下さい。
場所…ズバリ、おへそです。
効能…おなかを元気にします。「水太り」タイプに効果的です。